発表時から楽しみにしていた今年の一番のイベント、劇場版おっさんずラブ
タイトルとしては、
劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~
8月23日の初日に観てきました!
(しかもその後数回見た)
以下ネタバレございますゆえ、ご注意ください…(ドラマ版の話もしてます)
地味に突っ込んでいるので、楽しいことだけ読みたい方は見ないのをお勧めします
パンフレットや本は読まずに書いています
あとシーンの順番適当に思い出した順で書いたりしてるのでマジに順不同です笑
すごい長いです…_:(´ཀ`」 ∠):
そう思いながら、なんだかんだで楽しみにして、そこそこ入れ込んでいた私は8月23日、有給を日にちが決まった日から予約していた
この作品における私の推しは、メインキャラでないゆえに、そんなに登場しないだろうとの予想はしていたから、心構えはバッチリのつもりだった
ちなみに私の推しは、武川政宗、44歳(ドラマ時点)、役職は主任、独身、ゲイ
しかも眼鏡!眼鏡ですよ皆さん!
どうしても私は眼鏡のツンツン系に弱いらしい
ドラマ版の政宗、本当に素晴らしい活躍ですので、ぜひ見ていただきたい…
香港シーン
始まりは、香港で指輪を買って、追っかけるとこからだけれど、まあ、劇場版だし、派手にしたいのはわかる。けどこのシーンいらないな??笑
はるたんのドジっぷりを入れたいのだと思うけど、入れるならもう少し短くする方が合ってた気がする…くどい…ここで買った指輪、牧の指にはめるシーンとか合っても良かった気がする、気付いたら牧が最後の最後にしてたけどそれ以外は湖に投げられる悲しみ笑
また、例の牧春一悶着シーンについては、酔いつぶれた外人を助けるあたり、とてもはるたん。あんま考えてないところが可愛い。これはノンケだなって、思う。ゲイだったら多分男を部屋に容易に入れない。全裸で朝迎えるの面白すぎるし、部屋に入ってきた牧が視線を左に負けた時顔が凍るのがいい笑。
けど、牧が訪問した理由について、のちのち、結婚のことについて話すために行ったのに〜みたいなことあったけど、不自然にとれるから違う理由の方が良かったなって思う。例えば、ただ単にたまにはこっちから会いに行こうと思って〜とか
シーンがやりたいけど、うまく繋げられなかったって感じがした
狸穴とホテルのシーン
素敵なホテルの上層階で、優雅にブランデー?を飲みながらバスローブ姿で出迎える狸穴
自分が迫られていると勘違いするはるたんだけど、自分が我慢したら牧には行かない?と考え、覚悟を決めるようなシーンがあるけれど、なんか嫌だなあという印象
相手を守るために自分を犠牲にするこの展開は、正直BL界には日常茶飯事レベルでよくある事であり笑、その点から言えば王道を踏襲しているとも言えるのだが、このドラマの本来の雰囲気や方向性から、とても浮いているのだ
結局、実際はただ問いただすためにはるたんを呼び出しただけなので、何もやましいことはなかったが、あの流れがなんだか不快にとれてしまった…BLだけど、BLじゃないんだ、愛の話なんだおっさんずラブは…(という難しい持論を展開)
モヤモヤが残るシーンでした、好きじゃない
部長入院&記憶喪失シーン
病院にかけつける蝶子、少しはるたんと気まずそう…そして病室で政宗、モンペの片鱗が見える…
そして手を熱心に握る政宗に、おやおや?という反応をする面々…政宗、ギャグ担当…?もっと違うポジションで頼む…と思いつつ、モンペ政宗に笑った笑
絶対、牧と付き合ってた時そういうとこあっただろ、「ちょっとカッターで切っちゃって」と牧が小指にバンドエイドしてたら、「誰にやられたんだ、正直に言え」くらいの会話してそう笑
牧は政宗のモンペ気質を知っているので、ドラマで家に押しかけてきた時も内心懐かしかったなきっと!(※妄想です)
はるたんが、復帰した部長に話すシーンで、部長の顔に誰やこいつ感凄く出てて、良い!
そしてまろの名前を聞いた時の悩む振り、上手い…さすがベテラン役者だ…そもそも、部長の役自体難しいだろうにやってのけて凄いんだけど(麻痺している)
はるたんの料理シーン
料理本を見ながら唐揚げを作るはるたん、油への唐揚げの入れ方が雑なのがはるたんらしくてGOOD!!そして驚くほど黒焦げで、もはや唐揚げになる予定だったものである…ある意味火は通ってるから安全…
牧がヘトヘトで帰ってきて、黒焦げの唐揚げからの流しを見て、「嘘でしょ…」のリアルさ。旦那が作りっぱなしで片付けしてないのに気付いた主婦と同じリアクションである。ツイッターとかで妻が呟く旦那の愚痴ランキング上位に『片付けをしない』ありそう。牧の中ではるたんの株は確実に下がったな…唐揚げは、頑張って作ったという事実があるから良いと思うんだけど、流し見た瞬間、疲れがどっと出そう笑
その後の、「結婚したらさ〜」という、未来の話をしているはるたんに、私が喜ぶ。一方で牧は今の生活で精一杯でそれどころではない。頭の中は仕事でいっぱいで、未来のことを考える余裕なんて無いのだよな
サウナに行くまでの牧と狸穴のシーン
サウナに行く前に、狸穴が牧を誘うシーンがあるけど、肩の触り方がどすけべおじさんなんだよな、これ、現代の会社では部下とか同性とか関係なく触れないよね、セクハラとかになっちゃうからね、みんな気にして生きてると思う
それのせいか、時代遅れ感はあるんだよね、けど、フィクションだから、オーバーな仕草とかも入れないと伝わらない時あるから仕方ないかな
「俺の愛の特別授業してやろうか」
みたいな事言ってたけど、うーん、さすがの色気である、良き、大人のおじさんのいい色気でございます、ただし自分の立場だったら言われたらドン引きだな!笑
何言ってんだこいつ本当キモいな…と部下の間で噂される上司だな〜!
でも単品で見てると、良き!(o^^o)という気持ち笑
やっぱり、スリーピースは世界を救うな、似合いすぎて辛い…
うどん屋に行く部長はるたんジャスティスのシーン
うどん屋の手伝いの最中に、ジャスティスがはるたんに対して、自分とシェアハウスどうですかとか、誘いをするところから始まるが、部長がその度にジャスティスに、手が出る。ジャスティスからしたら、なんか上司にビンタされた…という可哀想な状況になっているが、特にジャスティスはどこ吹く風のリアクション。はるたんを誘うたびに理不尽なパワハラ(?)を受けるこのテンポの良いシーンは結構好き
「黒澤武蔵、囲碁出来ます!」
VRバスケに誘うジャスティスに対抗する、定年が見えてきた立派なおじさんは、囲碁で張り合う。いくら不利だろうと自分の良さをアピールしていく姿勢、本当に好き笑
予告で期待していた、はるたんが粉を頭から被るシーンなんだけど、活かされてなくてめちゃくちゃ残念!かなり楽しみにしてたんだけど、ただ粉被って終わった…
例えば、あの後店主に怒られて外に出たとすれば、三人で反省しながら歩いてるけど、一人だけ白いみたいな、じわじわ来るシーンあったらよかったなー。ついでに言うとはるたんが落っことしかけて粉を被った流れだと尚良かった、はるたん感出る笑
サウナのシーン
予告の時点で面白かったので、期待はしていた…はじめに映るは、はるたんとジャスティス。はるたんの無駄にいい体が目立ってしょうがない。ジャスティスと入れ替えで来たのは部長、タオルは胸まで巻く派、インパクトがすごすぎて笑ってしまう
「気持ちを伝えるって難しいな…どうしたらいい」
「正直に伝えるのがいいんじゃないですかね「好きです(食い気味)」
「!?」
この流れ、はるたんに不意打ちすぎる!笑
そこに訪れる突然の牧。諦めてなかったのか!と怒り出す牧に、「始まったばかりだ」と誤解を招くことを言う部長。そんなややこしいところに一番関係ない狸穴登場。はるたんもその状況に嫉妬し始めて、この狭いサウナ内でいい年した男五人がもめごとをしている図が凄い。部長とか血圧上がりそうで心配笑
そんな最中に、打ち水を牧にぶっかける部長。その次は顔を狙っていく。そして背後にいる狸穴完全なるとばっちりである。牧は沸点が低いので、すぐにやり返すしなんなら桶でかけようとする。そういうとこある、牧凌太。ちなみに実行したのは部長である、女だったら厄介な女感が出ている…笑
今にも「この泥棒猫!」とか言い出しそうな雰囲気、あった
なお、柄杓で牧の頭を殴る部長のシーンもあって、唐突すぎて笑ってしまう笑
なお、狸穴と部長で、ドラマ版でいうところの、「はるたんのいいところ10個言えんのかよ〜!」「春田さんの悪いところ10個言えますかぁ〜〜!?(煽り」のくだりが今回も。
「部下のいいところ10個言えますか〜!」「そんなの20、30言えますよ(ドヤ)あなたは部下の悩み言えるんですか?」「はるたんはぁ〜寝癖が、やばみ〜!足が臭み〜!好きな焼肉の部位は、ハラミ〜!好きな芸能人は、斎藤工〜!…」
ドラマ版と同じ感じを目指したらしいけど、キレがやはりドラマ版の方がいいな、イマイチ
内容が悩んで無いもん、はらみや斎藤工が好きで悩む意味がわからん
第二営業所全員並ぶシーン
ここのシーンなんなんだ?
私が知らないだけかな、ONE PIECEのアラバスタ編のラスト感とか、ドラマのHERO感あったけど、特に必要性を感じないシーンだった
橋の上のきんぴらごぼうのシーン
この映画で唯一と言っても良い、牧春の二人が楽しそうなシーンである
元ネタとして、少女漫画での「芋けんぴ髪に付いてたよ」のパロディと思われるけど、なんか別にそのパロディじゃなくてよくない?
普通に、ラブラブなシーンで、髪にゴミ付いてるって言って取る方が良くない?って心から思う
「春田さん」
「ん〜?」
「髪にゴミ付いてる」
「え!取って取って〜!」
「動かないで!」
くらいのふっっっつーーーーーのやりとりを見せてくれよ、普通にやってくれよ
そこにギャグ求めてない…きんぴらごぼう頭に普通つかない(※芋けんぴもつかない)
けど、二人が楽しそうに花火大会の話したりしてるというのも良いし、牧が実家に帰っているせいで、地下鉄の入り口で別れるところで、お互い振り返りながら帰るシーン、可愛くて個人的に最高です、ありがとうございます
このシーンと対比しているのが、ラストのシーンだよね、ラストでは振り返らないもんね
薫子とはるたんのシーン
はるたんが監禁されると、そこにいたのは令嬢薫子
おかずクラブのゆいPが演じてるんですけど、凄くいい!!めちゃくちゃ好き!!笑
まず、監禁され、目の前には金持ちの家にありそうなソファやローテーブルで、この廃工場にしぬほど浮いとる!!!
ちなみに薫子は白いフリフリなワンピース(ネグリジェ?)を着ていて、髪型はお嬢様感ある、軽めの縦ロールである、最高笑
「あたし、薫子。あんたは?」
私じゃなくて、あたし、って感じが凄いする
「あたしは〜ジョニーデップ似の人と結婚して〜」
理想が高めなのがまた良い笑
薫子はメンタル強美なので、何気に置かれていた、ベタな作りの、赤と青の配線が見える時限爆弾を前に、ハサミを持ち、どちらを切るか考えていくスタイル
この時、爆発まで20時間くらいあるのに、何もしないという選択肢を選ばない薫子笑
はるたんから、やめろやめろと言われるも切りにいくと、爆発しなかったものの、残り時間がめちゃくちゃ少なくなるという展開に
「しくっちまった…半分の確率なのに外しちまった…もう一方だったか…」
この、薫子の口調が良いんですよね、なんでそんなハードボイルドな感じなの?笑
さらに切りにいこうとする薫子と必死なはるたん、良いコンビだ…一番好きなシーンかもしれない笑
監禁からの脱出シーン
はるたんが捕まってからの廃工場のくだりだけど、私の中でとても納得がいかない
壁から煙突が見えるということと、光が漏れている描写から工場に中庭がない限りは、恐らくその壁は道路とか隣地(かめちゃくちゃ広い自分の敷地)に向いた工場の外壁である
工場という用途と、外観から、天井が高い平屋か、一部または全体が二階建てであるように見える
監禁すると考えた時、平屋だと逃げられやすそうに見えるので、はるたんと薫子が監禁されたのは二階部分であると思われる
薫子のため?の家具とお菓子についてはまあ触れないとして笑、いくらあの頑丈な鉄扉であろうと、中に武器になりそうなものありすぎでは?
実際、牧も室内で拾ったもので壁を壊していたし、鉄筋コンクリート造でもないので、まだ壊しやすいはずである
薫子が爆弾の配線を切るシーン個人的には好きなのだけど笑、残り時間が30秒になった時破れた窓ガラスから爆弾を外に投げて、外で爆発したということは、まずは外が炎上するはず
工場の形状がわからないので、はるたん達が投げた方向が、部長達が通ってきた道側でない場合はまた話が変わるけれど、工場の外側が燃えて無さそうにしか見えなかったし工場内ってあんなに爆発する?鳳凰山の社員、間一髪だったけど!笑
ジャスティスが助けに来るまでの間に、外壁の隙間から、この外壁を壊して飛び降りることは出来るかとか、検討するシーンがあって欲しかった。確かに階高が高そうだったので、きっとそこから綱とか無しには難しいというニュアンスだったのかもしれないけど、多分、あの状況になったら鉄扉が開けられなかったら覗いた外壁で検討すると思うんだよね!
部長と牧が一緒に探しに行くシーンも、ジャスティスが来るシーンも現実的じゃ無さすぎるのがまた…。火が言うほど強く無さそうだから探しに来たということだと頭では分かるもののなんかしっくり来ない。いや、劇場版としては派手さも求められるとか、派手さを入れたかったとか、わかるんだけども。ジャスティスだって外側から壊せそうなものを見つけて壊してくれたんだから、はるたん達も、もうちょい奮闘してくれ、切羽詰まってる感がまるで無かった(要求)
ジャスティスが最初に来て、薫子を連れ出した訳だけど、部長牧コンビと違うルートで帰ったって事で良いの?じゃないとあんなルート、薫子死亡フラグだよね?笑
部長と牧を面白おかしくするためのルートだろうけど、あの鎖というか部材を移動させる装置?で移動するのも、火の海の上を雲梯するのもしっくりはもちろん来ないし、牧が足を踏み外すシーンいる?要らないな?そういう映画のジャンルになりきれてないから、違和感がとんでもない!!だって、不動産営業社員やぞ…。消防士でも、戦いの世界でも無い…
この2人のシーンで良かったところは、部長の「出た出た、かまってヒロイン爆誕〜〜〜!!」あたり笑
「俺は、ちゃんと気持ちを伝えたいだけなの〜〜!」
部長は真っ直ぐ(すぎるとも言う)なところが良いし、牧の「気持ちなんて、言わなくても伝わるじゃないですか」の、
私「俺やん…(cv春田)」感が否めない
部長か牧の考え方で私に近いのは牧であるのは確かなので、ドキーッとしたシーンでもあった
牧は部長からたくさん学ぶべきである、私もである
この2人が、はるたんの元に来るまでにジャスティスに先越されてるという事実な。部長とかジャスティスより結構早めに現地着いてたけど、やはり若さか…。ジャスティスは頭が良く、判断力もあり、バスケ部補欠でない運動神経を持っているに違いない。もしや……はるたんに合わせたか?笑
到着して、一瞬気を失ったはるたんを前に、人工呼吸の奪い合いである
お前らの大事なエンジェル春田、目の前で死にかけてんだけど!!??笑
と冷静な頭も思いつつこのシーンに笑ってしまう。
「一回だけ!」
部長、せこい、せこすぎる、けどこの状況でなければ、恋ってきっとそんなもん。みんな抜け駆けしたり、せこいこと、ちっさいことしてる。このセリフ、好き笑 けど今?今でいいんか?笑
「俺がはるぽんを、白雪姫にするんだ!!」
ドラマ版ではシンデレラにされたおじさんは、マイエンジェルを白雪姫の如く、長い眠りから救い出したいロマンチストがここに
その後無事はるたんは起きるし人工呼吸もされなかったけど、あのやりとりがなかったら三人揃って脱出に向かったよね
で、ここで部長だけ出口側にいるわけで、置いていけと、無難であり王道なことを言われた部長は、
「部下を置いて逃げられるわけないだろう!!」
あ〜〜やっぱり部長は良い上司だなあ、と改めて思う私。けどここは映画なので、もちろん一人で退場するしかないのである
この後牧はいとも容易く、壁をぶち破る訳で、いや、さっきまではるたん何してたんだマジで感がより一層増すのである
結局これも内壁を壊して恐らく階段とかで降りたと思われるけど、まあまあ燃えてるけど階段は使えたんやな、みたいな気持ちにはなった
一階と思われる場所で、肩を組みながら歩く二人…って志村ー!後ろ後ろー!!!後ろにトラック居んぞ!!!地上やぞ!!そっから出ろや!!!ガラスも無いぞ!!!
と思ってしまった…だってそっちあんまり燃えてない…てか、二人が最終的に出て来た出口、さっき大爆発してたとこやん…そこ燃えてないんか…
この時全員集合してたので、二人が出て来たとみんなで喜び合う第二営業所の面々
もちろんお約束として、この時消防車到着。あるあるある〜〜!!あと狸穴も到着
第二営業所の絆を見せつけられる狸穴…そして抱き合う第二営業所…
このシーンの見所は、政宗が牧を抱きしめに行くところであり、かつ、その後に頭を右手で引き寄せからの頭抱きしめっ…である
あっ……………良いです………………政宗の愛を感じる…………………
もちろん政宗としては、はるたん相手だったとしても同じようにするだろうけど、この時、牧に対してひっそりと行われるこの仕草はこの状況ではありがちなのに昔の二人の関係性が、なんとなくちらつく、そこが良いのである
ドラマで暴れまわっていた(若干の語弊)政宗だけど、牧に優しくしていたんだろう…な…モンペだけど………
部長は、政宗のシンデレラスタイルの靴履かせで無事記憶を取り戻して良かったね!ってなるんだけど、それ言ったらあれだろうけど別に記憶喪失しなくて良かった感ある…?まあ、想いが再燃してかき回す部長よりは、こっちの方が良かったけども。部長を記憶喪失にしたのは、二度同じ人に恋をするという王道を入れたかったのでしょうな。わかる、BL界隈でも良くある(好き)でも、私はひねくれているから、はるたんに記憶喪失して欲しかったかな!悲しむ牧、見たい…(………)(そういうとこある)
エンディングシーン
リバイバルが流れると、ドラマ版を頭おかしいんじゃないのってくらい見た私には当時が思い出され、懐かしい気持ちになる…曲変わらなくて良かった…
そしてこの映画一番の驚きは、薫子とジャスティスの挙式である
いやもうほんと、ドラマ版6話ラストには敵わないけど、それなりの驚きだった、想定してなかった
ところでまろが蝶ネクタイだったの可愛いが過ぎたし、似合いすぎて怖い…可愛かった…。政宗の足ドンも見られたわけだけど、
「好かれなくてもいいんです、愛されるより愛したい、マジで」
これだよ、セリフはギャグにされてるのに内容は悲しみなやつだよ…今回の政宗終始そういうとこある…健気なうちの推し、可愛い…けど辛い
ついでに言うと突然のKinKi Kidsに、おっ…となる図書委員です
からのブーケトスキャッチの部長
「黒澤武蔵、幸せになります!」
やべえ、花嫁感ある…そのセリフ…ヒロイン指数が高い…
まろと蝶子と部長が、高そうな料亭でご飯食べてるシーン
私の心の反応は、いやもうこれ絶対あれやろ、と素早く察知したよね、こっちは伊達に二次創作読んでないから
まろ「部長!蝶子さんを、俺にください!」
はい、きた!からの、部長とまろのやりとりの
「蝶子を幸せに出来るのか」
「きっと(弱め)」
「きっと?」
「多分(弱め)」
「多分?」
「絶対!」
の流れ良かったし、その後の蝶子が可愛すぎる…あ〜〜蝶子可愛い
ところで、今時なら、「蝶子さんを俺にください!」より、「蝶子さんと結婚させてください!」の方が良いな〜「幸せにします」も、今時風にしても良かった気がする
例えば、二人で幸せになります!とかね
それにしても蝶子は泣いても可愛いから困ったもんだな!!
冷静な頭で考えると、あの場所に部長がいる意味謎すぎない?
屋形船に乗るまろと蝶子のシーン
蝶子「なんで怒ってるの?」
まろ「なんで浴衣じゃないの!」
私「ほんっっっとそれ」
って感じで、私も蝶子の浴衣見たかった!
蝶子「ごめ〜ん」
私「可愛いから許した」
謝り方可愛い…両手合わせるリアクション付きだし!蝶子、恐ろしい女…無限大に可愛い、凄い。政宗も見習え?たまには変化球もいいぞ?(ファンにストライクするかもしれない)
そして、まろの、「…大好きっ」
………ああ……良質な創作を読んだ時の、心の奥底から湧き出る、いわゆる口から砂糖が出る、この表現にふさわしい気持ちだ…萌えた…永遠に幸せにな…という、アレだ…
蝶子と政宗が部長の状況を営業所で話すシーン
どうしても、部長が階段から突き落とされたことにしたい(のか妄想なのか)政宗、モンペが過ぎる…というかヤベー奴感出てるゥ!
ギャグにしたいのかな…それともやばい奴感出したいのかな…ギャグだとしたらなんかイラっとするんだけど、後者の場合だと、ドラマ版の行動から、政宗が相手にのめり込んだ時そういう一面を出すというのは考えられるっちゃーられる気もする…なくはない、という程度かな?でも、若干くどいし、部長が狙われていたような状況も無いから、前者と思われる
部長がはるたんとデートする妄想のシーン
白黒映像で、はるたんがバイクを運転して、後ろに部長が乗っていて…サイドに映るコロッセオ…って、ローマの休日ネタかい???笑
真実の口に手を入れていちゃつくシーン、面白すぎるんだけど!!笑
ちなみに来ている服はペアルックである…部長そういうとこある…加えて手編みのセーター笑
このシーン結構好き…部長の夢が詰まってて、とても可愛い
からの、政宗だよ、チェックは今してもらわなくてもいいのに、花火に誘いたいがために持ってきたパターンだよこれ!!(勝手な憶測)この政宗の誘い方がまた、寂しげで、でも叶えて欲しいという気持ちが入り混じっていて、良いのである
ところでなんで政宗こんなにひっそりと気の毒ポジションなの?
祭りの牧春シーン
あーーわかるーー牧は浴衣ではるたんは甚平、わかりみが深い…私が制作側でもそのチョイスする…これは確定だ…!
牧は、口や手が汚れるという理由で綿菓子とか食べないだろうと思っていたから、まさかでびっくりした、しかも手でちぎって食っとる!!本気かい、牧!!
「春田さん、そのちぎった手拭いてください、拭かないなら手繋ぎませんから」的な返ししそうなのに!!
はるたんに気付いて、笑顔になる牧可愛いなー、美しっっ!眩しい!しかし、この後あんなことになるなんて…
狸穴のショートメール、小出しにしてくるのうざくない?仕事ならまとめて書け笑
はるたん、狸穴思わせぶりなメールと、過労のことすら教えてくれない牧にイライラを募らせ、牧にぶつけて、
はるたん「仕事仕事仕事、夢夢…狸穴」
要約すると、「仕事と私、どっちが大事なの!!」
出、出た〜〜!!女が言う男を困らす(ウザがらせる)セリフや〜〜〜!!!
忙しさにかまけた牧が招いたともいえる…あと悪気と後ろめたいことが何もない狸穴笑
ケンカ後のはるたんとジャスティス
背後に溶け込み、うまい具合にいるジャスティス、一瞬びびったよね!ホラー感ある笑
はるたんとデートするつもりだったんだろうか…バイなのか?それともお兄ちゃんを思い出してる、そんな感じ?私は後者だと思ってるけど、どっちにしろ一人で浴衣着て祭りくるタイプじゃなさそうなんだけど、はるたんに遭遇するタイミング狙っていたのかい?
で、その浴衣、とてもお似合いですね…と言わざるを得ないジャスティス。可愛いぞジャスティス!
しかし、指輪を探すくだり、突然のジャスティスの暗い過去!めちゃくちゃに不自然
だって、今まで主要キャラ達のプライベート部分はドラマ中に基本出てきてないし、暗くもないし、なぜ急にこんな流れを…、まあ、指輪を一生懸命に探すために決定的な理由が欲しかったんだろうけど、正直かなり浮いてるという印象
このドラマ、そういうリアルな悲しさというか、死について無かったし…と書いたところで、映画のタイトル思い出したんだけど、そこに絡めようとした?タイトルって後付け?どうなんだろう
でも、今までの流れからしてやっぱり違和感。いらない設定だったかな…急にジャスティスが可哀想に見えちゃうもん
今回登場の二人について
新キャラとして、狸穴とジャスティスが入ってきたわけですが、最初は、かなり反対派でした
映画を観た後の感想としては、狸穴については特段無いんですが、ジャスティスについては、ただの天使やん…みたいな気持ちばかりですね
マロも若手という意味で同じなんだけど、マロは生意気だったり政宗に怒られてたり、でもへこたれないキャラでやっているのに対し、ジャスティスの悪いところなくないか?ふわふわ系新人かい?
ただただ平和ないいキャラであり、でも急に御都合主義で一人だけ重たすぎる過去が発覚するのなんなの!!笑
いいキャラなんだけど、キャラとしては薄いよね、他が濃すぎるのもある…けど…笑
二人とも思わせぶりなだけだったという、ふざけんな的なオチだったんで、特に狸穴についてはもっと活かせただろ!ってなる
ドラマ版からのファンとしての総評
正直、事前情報で爆発とか出てきたりして、多大な不安はあった。いや、だって、普通不動産の社員として生きてたら爆発に遭遇すること無くない?
コメディとはいえ、大丈夫か?と私が思うも、きっと公式は、大丈夫だ、問題ない、と思っていた…
映画だし、爆発とかさせちゃう?みたいな、やりたいことを詰め込んだのだろうことはわかるが…
劇場版名探偵コナンをご存知の方はわかると思うが、毎年毎年、ははは、笑わせてくれるわ、みたいなぶっ飛んだ爆発や展開がほぼ必ずある。むしろ、大人しいと、今年地味だな?となるくらいには定番化している。それから考えると可愛いもんだとも言える(???)
ドラマ版は、ナイトドラマ枠で、1クールが短かったのもあって、とてもスピード感があり、けれど、内容がそれなりにまとまっていて、公式が伝えたいこと、伝えたい想いを表現できていたと思う。終わり方も最高だった
何度でも言える、終わり方が最高、もはや神の領域
それゆえ、あれだけ綺麗に終えたドラマから、どのように続けるのか、ものすごく不安だった
そして、映画を見終えた時、最初に思ったのは、「あれ、なんか、薄い」だった
映画なので、二時間程度に、伝えたいことを詰め込んでまとめるのは難しいのかもしれないけれど、それにしても、まとまりがなくて、どのくらいこの脚本や演出を練ったのか、と思ってしまった
もちろん、映画を作るにあたって、かなりの打ち合わせや練り直しをしているはずだけど、それでも、ドラマ版のような強い意志を感じられない作りだったと、私はとった
内容がない…
今回の劇場版では、タイトルに愛か死か、と入っているけど、実際は、『今後どうしていきたいのか』『自分の夢や、やりたいことを見つける』『パートナーとわかり合う』とか、そのあたりがメインかなと思わせる描写があるけれど、なんだか、散らかってる感じがとてもした
ラストでは、お互いの夢ややりたいことを応援して、お互い頑張ろう!という感じにまとめていたけど、サラッとしていたというか、もうちょい描写があっても良い気がする。いや、わりとラスト好きなんだけどね…
正直、シーンごとに見れば、それなりに楽しかったけど、だけど、だけどさ…という、悲しい気持ちも結構ある
なんだか、詰め込みすぎてまとめきれていないので、私としては、春田創一でのおっさんずラブとしては、ドラマ版で終了で構わない、劇場版はオマケ、そういう結論!
ストーリーを楽しみにしてこの劇場版を見ず、シーンごとに楽しむために見る事、これにつきるように思います
政宗ファンとしての総評
ドラマ版では、多大な嫉妬と執着を見せておきながらも、一番牧春を応援したのもきっと政宗だし、一番二人を心配し、助け舟を出したのも政宗だと私は思っていて、ドラマ版では一番悲しい想いをしていたのも彼であった訳で(※私にはそう見える)
部長については、自分の思いを正面からぶつけて、きっと後悔はあったとしても、やりきった気持ちもあるはずだけど、政宗においては、過去を引きずり、過去を想い、でも、現実を受け入れて、かつての恋人の背中を押して、終了だし
最終回では、まあ、なんか、え?フラグ?部長と?笑みたいな、でも、冗談だよ、的なリアクションでお互い終わったドラマ版だったので、スピンオフでも良いから(何気に贅沢である笑)、政宗をもう少し取り上げて欲しいなとは思っていた
映画ではポスターにはかろうじて居るも、基本は例の三人プラス狸穴とジャスティスでしか色んな特典や画像にも出てこないことから、きっとあまり出ないのだろうと覚悟はしていたけれど、やっぱり、あれだけの功績を残した(とファンなので思っている)し、もう少し出して欲しかったし、見所があって欲しかったと思ってしまう。だって、政宗出てくるところ、ギャグにしか基本されてないし、悲しいシーンばっかだったから、もうちょい幸せになってくれても良くない?幸せにならないこともある、という意味なのか?でもなんだか、足ドンと愛したいマジでのくだりを入れたかった結果に見えてくる
まあ、私自身が幸せになる=恋人が出来るという考え方も嫌いなので、『政宗なりの幸せを手に入れて欲しかった』という、そんな気持ちになる後味だった
もう少し、自分から積極的に行くことにした、という前向きさなの?もっとどうにかなるでしょ、という意見
多分、政宗ファンは同じような気持ちの人が多いんじゃなかろうか…
最後に
もし、この感じで続編が作られたらどうしよう?見るは見ると思うけど、きっと今までみたいに熱を入れられないだろうな、という不安がよぎったりもした
そうならないことを祈ってます
もうね、始まる前から次の私の推しは決まりました
四宮要(戸次重幸)
多分ここだね!私の推し!!!
今度は拗らせおじさんでなく、面倒見のいいおじさんを推していきます(多分)
武川政宗推しの人、ここに流れそう…
成瀬竜(千葉雄大)にも期待が凄い
なんせ、キャラ設定が四宮もそうだけど、ベタ!!笑
なんだかんだ楽しみにしている自分もいるのです