2月に読んだ本の紹介をします。
世の中にはこんなにも本が溢れているのに、サラサラ〜っと読めない私にはこれしか…!
なんともどかしいんでしょう。
3月はもっと読めるかな?
2月の読了結果
ぼくのおじさん 北杜夫
なんとなく本屋で手に取った一冊。
主人公は小学生の雪夫で、その視点から自分のおじさんの様子を話しています。
女性たちの喋り方や、外食の値段などが現在と大きく違うので、そんな昔の本なのかな?と思い発行年を見たらなんと昭和56年でした!
しかも、このメインの「ぼくのおじさん」は、昭和47年に掲載されたらしいです。まさかのカレーが60円として出てきます。…当時本当にこんな値段だったんですかね?昭和47年って、言うほど昔過ぎない気もするんですが…。
飛行機に乗る描写で、ホステスが〜、ホステスが〜と出てくるので、なんで飛行機に乗るのにホステスがいるのかと思ったらどうやらキャビンアテンダントのことのよう。昔の生活が垣間見えて面白い。
おじさんの生き方、もはや堂々としていてとても良い。こんなおじさんいたら私もブログのネタにしそう。けれど、義理の兄だったら本当に嫌です笑。もはや離婚の原因になると思う。笑
松田龍平主演で映画になったみたい。雰囲気あってるな!こんな感じのイメージです、チョイスがうまい。
ネコの住所録 群ようこ
またまた動物エッセイです。
途中、ハチ(蜂)についての話が出てくるのですが、感動しました。ハチって、そんなに考えて生きてるの?と、衝撃です。ぜひ読んで欲しい。
私は動物たちに対してここまで考えて観察したことがないのもあるかもしれませんが、群さんの観察眼は目を見張るものがあると思います。
楽しい一冊となっています。新しい見方が出来そうです。
陰日向に咲く 劇団ひとり
当時、わりと話題になっていた気がします。なんとなく見つけて手に取りました。
いろんな人が主人公の短編集ですが、それぞれの話で、他の話と少しだけリンクしていたりして、それを探すのが楽しかったです。
最初の話は、自由を求めてホームレスに夢見るサラリーマンの話なのですが、ちょっとばかり分かる気がします。笑忙しい時ほど、ふとした時にそんなことを思ったりします…。
主人公のキャラの書き分けにより、少し語りに癖がある気もしますが、サラサラと読めました。色々抱える人々の人生の一部を切り取った話。疲れてる人におすすめ。
現在の進捗
目標① 7/30冊
目標② 7/40冊
平均的な冊数でした。途中結構滞ってしまった…。
来月は3冊以上読んで、二桁に突入したい(*'ω'*)