ネコのように暮らしたい

V6メインのジャニヲタアラサー女の日常や趣味のあれこれ。

久しぶりのお出かけは

 

 

去年のコロナ禍の最初の頃のように、家に引きこもりがちになってきた。


去年は新鮮味もあったものの、一年たった今ではそんな感情は全く無く、「またかぁ」という気持ちが強い週末を過ごす。
ただ、良いところもあって、引きこもる日が増えたせいで、お金を使うことが減ったこと。
つまりは出費が減った。
(たまたまかもしれない…。)

 

少しずつではあるけれど、読書もしていて、そろそろ在庫が無くなる(※今読みたい本が)ので、いつものようにブックオフにでも行こうかと思った。
けれど、ブックオフは人が多く換気も悪そうなので、あまり喋っている人がいないとはいえ、今この状況を鑑みると、なんとなく足が遠のいていた。(個人的意見です)

 


ある時、ふと、今私はお金がいつもより残っているし、本屋で新品の本を買おうかな?という考えが浮かんできた。
普段は、なかなか買えないけれど、今は財布に余裕があるぞ!と。
思いついた途端、なんだか急にワクワクしてくる。
人間とは単純な生き物だと本当に思う。
お出かけが思うようにできないご時世も背中を押して、本屋にこんなにワクワクしたのは久しぶりかもしれない。

 


どうせならと、大きめの本屋に行くことにした。
小さい地元の本屋でも、日常使いには十分良いけれど、ワクワクしながら本を選ぶには大きい本屋には勝てない。


久しぶりの遠出(当社比)。
まず、家を出たその時点で、探検に行くかのような気持ちに。
それでも、人とすれ違う時や人の隣に並ぶ時はなんとなく警戒。少しずつ、精神が削られていく気持ちになる。

家にいると、その点気が楽なのは確固たるもの。
内向的な人間からすれば、今の世の中は、家にいることを推奨されるところは良いのに笑、やはり変に構えたりしなければいけないのが疲れる。

 


本屋に着くと、想像より結構人がいて一瞬躊躇う私。笑
ただ、本屋という場所の良いところといえば、喋る人が少なく、静かなところだと思う。
しかも、涼しい!


雑誌コーナーはあれだけど、書籍コーナーは、何かいい出会いはないかな、と各人で黙々と探すあの空気が結構好き。
お互い気をつけてすれ違い、視線は本棚から逸らさない。
大きい本棚に上から下まで並ぶ本にドキドキ。
前にも同じことを言った気がするけれど、これだけの本が世の中に溢れていることに感動する瞬間がある。
それらの本を自分で選べて、読める環境にいることは素晴らしいこと。
平置きされる新刊。いろんな雑誌。ハードカバーに、文庫本。

それ以外にもたくさん、常に新しい本が出続けているって、凄い。

 


タイトルの響きや、表紙のイラスト、背表紙の雰囲気だけで手に取る。
その時の気分で決まるそれって、これまた凄い。これだけある本の中から、なんとなく惹かれたものを手に取ることって、どんな確率なんだろう、って思ってしまう。


今日の気分がアンニュイだったら、憂鬱だったら、楽しい気持ちだったら、悲しい気持ちだったら。


次の日来たら、違うものを手に取っていたのかも。
やっぱり、本との出会いも、運命だなあ、そう思ってしまう。
私がこの時購入したのは、当初予定していた本(作家さん)でなく、本屋で初めて手に取って、買ってみようと思った初見のものばかりだった。

予定がそっくり変わるのも、楽しいからOK。その時私が本屋で何か、インスピレーションを受けたのだろう。

 

 

私はエッセイが結構好きなので、エッセイを多めにチョイス。
合計4冊購入。
全て文庫本。
これなら、通勤時にも読めそう。(^^)
(近頃は本の感想もまったく書いてないけど、いずれどれかについて書きたいな〜。)

 


お金のことと本のことを一緒に並べると、やはり本は贅沢品なんだな、と実感する。
毎回新品で買って、著者に貢献したい気持ちもあるけれど、それは財布を開けば難しいことだとわかる。
あまり値段を考えずに、本を購入出来るようになったらいいなと思う。

 


これらの本も、マイペースに読んでいこうと思う。
新しい初めての作家さんが多いので、ここから広がったら嬉しい、そう心が僅かに期待している。